ワールドオブハイアット その2(WORLD OF HYATT 2)

 ハイアットゴールドパスポートより、2017年3月1日から置き換わる、ハイアットの新ロイヤルティプログラム、「ワールドオブハイアット」の紹介の続編です。


 今日(11月5日)気づきましたが、公式サイトでの「ワールドオブハイアット」の日本語版での説明も始まっているようですね。


 それでは、前回が主に概要だったので、今回はスタータス別会員特典や移行時の切り替えの基準等、検証したいと思います。

 さて、復習ですが、現行のゴールドパスポートは3ランクでしたが、ワールドオブハイアットでは4ランクとなります。
 会員ステータスの条件が、今までは暦年での滞在数か宿泊数かの条件でしたが、ワールドオブハイアットでは、宿泊数か、利用金額に応じたポイント数(ベースポイント)によって決定します。

 そして、新プログラムは2017年3月1日より始まりますが、上級スタータス獲得のための宿泊数やベースポイントは、2017年1月1日より同12月31日までの暦年でカウントします。


 まずは、エントリークラスであるメンバーですが、事実上特典はありません。ポイントが獲得でき、使える、キャッシュ+ポイントが使えますよ、といった程度です。 
  以前は、コーヒー等のルームサービス特典があったり、レイトチェックアウト14時まで可能で、平会員でもメリットがありましたが。

 
 10泊もしくは25,000ベースポイント(525,000円相当、$1=5ベースポイント、$1=105円で換算、以下同じ)で、ディスカバリストになり、ここからがいわゆるエリート会員になります。
 ボーナスポイント10%、レイトチェックアウト14時まで、客室アップグレード、ディスカバリスト以上はインターネットがプラチナ接続と、なっています。

 大体、現ゴールドパスポートのプラチナに相当し、サービスも同じ位なのか、と思われます。
今までの条件の5滞在が外れて、10泊が残ったところですか。


 続いて、30泊もしくは50,000ベースポイント(105万円相当)で獲得できるエクスプローリストです。20%のボーナスポイント、14時レイトチェックアウト、クラブラウンジアクセスやスイートを除いたベストルームへのアップグレード、年4回のクラブラウンジアクセス特典(適用料金及びポイントによる無料宿泊時も含む)、30泊もしくは50,000ベースポイント獲得時にカテゴリー1-4ホテルの無料宿泊権(発効日から120日間有効)、48時間前宿泊補償、となっています。

 ゴールドパスポートのプラチナとダイアモンドの中間に位置しているようで、特典も中間というか、中途半端になっています。通常のアップグレードからクラブルームやスイートルームが除外され、回数制限されたクラブラウンジアクセス権がこのランクを物語っています。
 条件が30泊なので、ある意味ゴールドパスポートのダイアモンドの25滞在よりハードルが高いのですが、特典は割り引かれています。

 

 さて、最上位の60泊、もしくは100,000ベースポイント(210万円相当)が必要なグローバリストです。ボーナスポイント30%、16時レイトチェックアウト、クラブラウンジアクセス権、スイートルームへの年4回のアップグレード、60泊または100,000ベースポイント獲得時に1-7カテゴリーホテルの無料宿泊券(発効日から120巻有効)(当然に30泊もしくは50,000ベースポイント獲得時にカテゴリー1-4ホテルの無料宿泊権も獲得します)、そして、70泊、80泊、90泊。100泊達成時に、10,000ボーナスポイントかスイートアップグレード権となっています。
 ちなみの前年グローバリストの場合、条件となる宿泊数が55泊と割引されます。
 
 これが現ゴールパスポートのダイアモンド会員に相当し、ウェルカムアメニティ特典(F&B特典かボーナスポイントを選択できる)を除、ほぼ特典が同じと思われます。
 しかし、条件が実質25泊から、60泊(55泊)になったので相当ハードルが高くなり、その割には特典が変わらないため、現ダイアモンド会員から相当不満が出るかと思われます。

 逆にホテル側から考えると、今までの25滞在の条件が、ヘビーユーザーにとっては甘すぎて、他プログラムと併用され、ホテルチェーンに忠誠していないゲストを選別という意味合いがあるかもしれません。
 ヘビーユーザーですと、ハイアットと他ホテルチェーンでも両方最上位会員で、その時のゲストの気分や料金によって、他のホテルチェーンを選択することもありえましたが、これは、ホテル側にとって面白くなかったでしょう。


 全体的にかなり、上級会員ほど改悪な結果となっています。特にダイアモンド会員に条件ぎりぎりの25滞在(実質25泊)でクリアーしていた層には直撃です。
 ワールドオブハイアットですとエクスプローリストになりますが(ぎりぎりだとエクスプローリストにもなれませんが)、この層の他ロイヤルティプログラムへの大量流失が予想されます。
 そんなことは、ハイアットも織り込み済みで、この層がホテル側が行うサービスに比較して、ホテルに売上(利益)をもたらしていない、或いは今後利益をもたらさないと、判断したのかなと思われます。



 さて、これらの特典とは別に、2017年3月1日より、暦年中?に五つのハイアットの異なるブランドに宿泊すると、1-4カテゴリーホテルの無料宿泊権を獲得できます。(有効期間1年間)

 ちなみに、日本でカテゴリー1-4ハイアットホテルは、東京、大阪、福岡、那覇のリージェンシーとグランドハイアット福岡になります。
 カテゴリー5-7は、東京のパーク、グランド、アンダーズ、箱根、京都となり、東高西低となっています。

 
 そして、会員スタータスの移行・切り替えですが、現スタータスとその有効期限(一部クレジットカードの有無)によって判定しているようです。
そこから、大さっぱに判断すると、基本的にゴールドパスポートの2016年実績(若しくは2017年1月~2月のみでの実績)で決まります。
ゴールド→メンバー、プラチナ→ディスカバリスト、ダイアモンド→グローバリストとなります。2015年実績がダイアモンドの場合(2017年2月まで有効期限のダイアモンド会員との分りにくい表現ですが)、2016年の実績が関係なく?エクスプローリストになるようです。

 会員スタータスの移行に関しては、いきなり条件が厳しくなるためか、配慮しているように思われます。


 ココからは半分愚痴になります。ハイアットゴールドパスポートは、ケイシーが初めて入会した国際ホテルチェーンのロイヤルティプログラムであり、思い入れもありました。
 ちなみにいわゆるハイアット対象料金(宿泊にカウントされる)での2016年の利用はありません。利用していた宿泊も、一休.comからでした。今回のプログラムの変更による影響はある意味ほとんどありません。
 何年か前から、サービスがシビアになっていく(というか、普通になった)ように感じる、ハイアットから離れていました。 

 
 すでに述べましたが、平会員であっても、コーヒー等のルームサービス特典があったり、レイトチェックアウトもありました。
 会員特典とは関係ないのですが、ファスターフリーナイトといって、マスターカード(後半はマスターカードの条件もなくなりました)を利用して2滞在すれば、無料宿泊が獲得できるという、今ではありえない特典もありました。

 もともとが、ブリツカー家の、家族所有のホテルだったのが、株式が公開された頃より、株主に配慮する普通の企業になってしまいました。そのころから、サービスが厳しくなってきました。

 家族経営の鷹揚な姿勢から、収益性を重視するシビアな大企業になってしまたようです。



 さて、今回のロイヤルティプログラムの変更は、利用者の詳細な分析や他のホテルプログラムとの比較、ホテルの今後の方向性等から、慎重に(もしくは大胆に)決定されたと思われます。
 ほぼ、単純にお金を多く使ってくれるゲストに高サービスをするという、新プログラムが、ホテルの今後にどのように影響していくのか、ホテルゲストたちにどのように受け入れられていくのか、今後に注目です。



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